局地数値予報モデルGPV (LFM)
はじめに
2014(平成26)年3月27日から、局地数値予報モデルGPV (LFM)の提供を開始しました。
LFMは、水平間隔2kmで日本全域をカバーする領域を計算対象とした数値予報モデルです。
2017(平成29)年12月5日から、日射量要素が追加されました。
2019(平成31)年3月5日03UTC初期値の資料から、10時間先までに延長しての提供を開始しました。
2024(令和6)年3月5日00UTC初期値の資料から、18時間先までに延長しての提供を開始しました。
(初期時刻00,03,06,09,12,15,18,21UTCのみ)
データの概要
要素
下記のとおり
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地上:
海面更正気圧、地上気圧、風(2要素)、気温、相対湿度、積算降水量、雲量(4要素)、日射量 -
1000hPa・975hPa・950hPa・925hPa・900hPa・850hPa・800hPa・700hPa・600hPa・500hPa・400hPa・300hPa:
高度、風(2要素)、気温、上昇流、相対湿度 -
250hPa・200hPa・150hPa・100hPa:
高度、風(2要素)、気温、上昇流
※1: 風(2要素)とは、東西成分と南北成分。
※2: 雲量(4要素)とは、全雲量、上層雲、中層雲、下層雲。
初期値
18時間予報は 00, 03, 06, 09, 12, 15, 18, 21UTC(1日8回)
10時間予報は上記以外の正時(1日16回)
配信時刻
10時間先までの予報:
初期時刻+1時間30分後
(例えば、初期時刻:00UTC の場合、10時30分(日本時間)頃までに配信)
10時間30分先(気圧面は11時間先)~18時間先までの予報:
初期時刻+2時間後
(例えば、初期時刻:00UTC の場合、11時(日本時間)頃までに配信)
予報時間
地上面は30分間隔、気圧面は1時間間隔
データ形式
国際気象通報式FM92 GRIB 二進形式格子点資料気象通報式(第2版)
※略称:GRIB2
ビットマップを適用(詳細は配信資料に関する仕様 No.12701「別紙1」を参照)
配信領域
北緯 22.4度~47.6度、東経 120度~150度
(47.6N, 120.0E)を北西端、(22.4E, 150.0E)を南東端とする領域

格子系
等緯度等経度
地上面: 0.020度×0.025度(格子数 1261×1201)
気圧面: 0.040度×0.050度(格子数 631×601)
サイズ等
18時間予報は、約1,850MB/回×8回=約14.8GB
10時間予報は、約1,059MB/回×16回=約16.9GB
計 約31.7GB/日。
利用にあたっての注意事項
- 気象庁システムの障害等により初期時刻から2時間以内に配信ができない場合は、当該時刻の配信資料の提供を中止することがあります。
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データサイズが非常に大きいため、受信するための回線は30MBbps以上の回線を推奨します。
(なお、原則としてIP-VPN網での提供は行いません。)
技術資料
配信資料に関する仕様 No.12701
☞ 配信資料に関する仕様:こちら(気象庁ホームページ)
配信資料に関する技術情報 第615号(2024年3月5日00UTC初期値の資料から適用)
配信資料に関する技術情報 第500号(2019年3月5日03UTC初期値の資料から適用)
配信資料に関する技術情報 第465号
配信資料に関する技術情報(気象編)第388号
☞ 配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
国際気象通報式・別冊
☞ 国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)