北西太平洋高解像度日別海面水温解析格子点資料
はじめに
平成29(2017)年3月21日より、北西太平洋高解像度日別海面水温解析格子点資料の提供を開始しました。
本資料は、極軌道衛星及び現場観測による北西太平洋日別海面水温格子点資料(水平解像度 0.25°× 0.25°)に、ひまわりによる海面水温をとり入れた北西太平洋域水平解像度 0.1°の解析値です。現行の解析値より時間応答が良く、空間解像度が細かくなっています。
- 北西太平洋高解像度日別海面水温解析格子点資料
- 平成17(2005)年7月1日提供開始の北西太平洋海面水温格子点資料(旧形式)【提供終了】
平成17(2005)年7月1日提供開始の北西太平洋海面水温実況格子点資料(旧形式)について
当時の技術開発の成果をもとに内容を充実させた海面水温の実況解析資料を、平成17(2005)年7月1日からファイル形式で提供していましたが、北西太平洋高解像度日別海面水温解析格子点資料の配信開始(平成29(2017)年3月21日)からおおよそ1年が経過する平成30(2018)年3月26日に提供を終了しました。
北西太平洋高解像度日別海面水温解析格子点資料
データの概要
ひまわり、極軌道衛星、船舶やブイによる海面水温データを利用した北西太平洋域水平解像度 0.1度の日別海面水温解析値です。
令和3(2021)年9月28日配信の資料より、瀬戸内海や東京湾等の内湾域での解析手法を改良し、これらの海域で冬季を中心にみられた海面水温の高温バイアスが改善されました。(配信資料に関する技術情報第570号)
配信内容
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領域:
北西太平洋(0-60N、100E-180E)
※ 北西太平洋高解像度日別海面水温解析格子点資料から作成した分布図の例 -
格子系:
等緯度経度 0.1度間隔 -
レベル:
海面 -
要素:
海面水温(単位はケルビン(K)) -
時間・種別:
実況・解析 -
通報形式:
国際気象通報式FM92 GRIB 二進形式格子点資料気象通報式(第2版)
※ 略称:GRIB2 -
ファイルサイズ:
約600KB/1回 -
配信時刻、回数:
10時40分頃、1日1回
技術資料
配信資料に関する技術情報 第570号
配信資料に関する技術情報 第444号
☞ 配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
配信資料に関する仕様 No.30502
☞ 配信資料に関する仕様:こちら(気象庁ホームページ)
国際気象通報式・別冊
☞ 国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)
配信領域
※ 画像はイメージであり、配信されるデータはバイナリデータです。

北西太平洋海面水温実況格子点資料(旧形式)【提供終了】
データの概要
人工衛星とブイ・船舶による観測値から解析された日本近海の日平均の海面水温(°K)の分布です。
前々日21時~前日21時(日本標準時)平均値を、前日の資料として提供します。
データ形式
国際気象通報式FM92 GRIB 二進形式格子点資料気象通報式(第2版)
※略称:GRIB2
配信領域
赤道~北緯 60度
東経 100度~180度(※ 下図参照)
格子系
等緯度等経度(0.25度)
サイズ
約70KB/回
技術資料
配信資料に関する技術情報(気象編)第197号
☞ 配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
国際気象通報式・別冊
☞ 国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)
配信領域
※ 画像はイメージであり、配信されるデータはバイナリデータです。
