ひまわりによる海面水温格子点資料
はじめに
平成29(2017)年3月21日より、ひまわりによる海面水温格子点資料の提供を開始しました。
本資料は、ひまわりの観測データから算出した海面水温を半日ごとに合成した水平解像度 0.02度の資料で、期間をとおして雲域だったところでは欠測となりますが、詳細な海面水温が把握できる資料です。
平成31(2019)年4月23日配信の資料より、10分毎の海面水温を半日ごとに合成した水平解像度 0.02度の資料となり、従来より雲域による欠測域が減少しました(技術情報第511号)。それ以前に配信した資料は、毎正時の海面水温を半日ごとに合成した水平解像度 0.02度の資料です。
データの概要
概要
ひまわりによる毎正時の海面水温を「前日9時00分~20時50分」と「前日21時00分~当日08時50分」の期間で合成した水平解像度 0.02度の資料です。期間をとおして雲域などにより値が無い格子では欠測となりますが、詳細な海面水温や海流の分布が把握できる資料です。
配信内容
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領域:
日本近海(20N-50N、120E-160E)
※ ひまわりによる海面水温格子点資料から作成した分布図の例 -
格子系:
等緯度経度 0.02度間隔 -
レベル:
海面 -
要素:
海面水温(単位はケルビン(K)) -
時間・種別:
実況・解析 -
通報形式:
国際気象通報式FM92 GRIB 二進形式格子点資料気象通報式(第2版)
※ 略称:GRIB2 -
ファイルサイズ:
2ファイルで約7MB/1回 -
配信時刻、回数:
10時40分頃、1日1回 2ファイルまとめて配信
技術資料
配信資料に関する技術情報 第511号
配信資料に関する技術情報 第443号
☞ 配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
国際気象通報式・別冊
☞ 国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)
分布図の例
1.2019年4月1日09時~20時の期間で合成した分布図の例
※ 画像はイメージであり、配信されるデータはバイナリデータです。

2.2019年4月1日21時~翌日08時の期間で合成した分布図の例
※ 画像はイメージであり、配信されるデータはバイナリデータです。
