レーダー毎極座標レーダーエコー強度GPV・レーダー毎極座標ドップラー速度GPV
はじめに
平成22年3月から、気象レーダーの観測成果であるレーダー毎極座標レーダーエコー強度GPV及びレーダー毎極座標ドップラー速度GPVの提供を開始しました。
新たに提供を開始するデータは、以下のとおりです。
- レーダー毎極座標レーダーエコー強度GPV
- レーダー毎極座標ドップラー速度GPV
上記データは、気象レーダーの集約処理システムが通常運用時のみの配信します(バックアップ運用時は配信不可能)。
また、上記データは全国合成データ等のプロダクト生成に用いられる基データであり、それらプロダクト生成時に施される地形エコー除去等の品質管理処理は行われていません。
データの概要
内 容
-
レーダー毎極座標レーダーエコー強度GPV:
気象庁が保有する全国20台の気象レーダーで観測したエコー強度(基底反射率)を10分間隔で提供します。 -
レーダー毎極座標ドップラー速度GPV:
気象庁が保有する気象ドップラレーダーで観測したドップラー速度を10分間隔で提供します。
データ形式
国際気象通報式FM92 GRIB 二進形式格子点資料気象通報式(第2版)
※略称:GRIB2
サイズ
その日の状況により圧縮効率が変わり、およそ以下のとおりです。
-
レーダー毎極座標レーダーエコー強度GPV:
最大で67MB -
レーダー毎極座標ドップラー速度GPV:
最大で18MB(気象ドップラーレーダーが14台の場合)
技術資料
配信資料に関する技術情報(気象編)第308号
☞ 配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
国際気象通報式・別冊
☞ 国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)