線状降水帯予測マップ
はじめに
気象庁では、令和8年度出水期より、今後3時間以内に線状降水帯の発生により非常に激しい雨が降り続く可能性が高まった場合に、気象防災速報(線状降水帯直前予測)の発表を行っています。
「線状降水帯予測マップ」はこれを補足する情報として、今後3時間以内の線状降水帯による大雨のおそれのメッシュ情報を提供します。
「線状降水帯予測マップ」は、GRIB2形式により配信します。
2026(令和8)年5月28日(木)13時00分(日本時間)初期値の資料から、提供を開始しました。
データ内容
令和8年度出水期より提供を予定する気象防災速報(線状降水帯直前予測)は、今後3時間以内に線状降水帯の発生により非常に激しい雨が降り続く可能性が高まった場合に一次細分区域を対象に発表する情報です。
「線状降水帯予測マップ」は、これを補足するものとして、今後3時間以内の線状降水帯による大雨のおそれをメッシュ情報で提供します。
「線状降水帯予測マップ」は、降雨や土砂・洪水・浸水の危険度の実況・予測に基づいて、3時間先までの線状降水帯による大雨のおそれのある大まかな領域を、約20km格子で示した分布情報です。
この分布情報により、気象防災速報(線状降水帯直前予測)が発表された際に、具体的にどの地域で線状降水帯発生のおそれがあるのかを把握することができます。
ファイル形式とデータの概要
線状降水帯予測マップの雨域のファイル形式の概要は以下のとおりです。
ファイル形式
国際気象通報式FM92 GRIB 二進形式格子点資料気象通報式(第2版)
※略称:GRIB2
格子系
等緯度等経度
配信領域
北緯 20度~ 48度
東経 118度~ 150度(※ 下図参照)
格子間隔
0.1666667度(緯度)×0.25度(経度)
格子数
168(緯度)×128(経度)
作成頻度
10分毎
ファイルサイズ
5KB
ファイル名
Z__C_RJTD_yyyyMMddhhmmss_MET_GPV_Ggis20km_Pslmcs_Fper10min_FH0000-0300_grib2.bin
利用にあたっての留意事項
(1) 線状降水帯予測マップは、気象防災速報(線状降水帯直前予測)を補足する情報です。気象防災速報(線状降水帯直前予測)が発表されたときに、
線状降水帯発生のおそれのある領域を線状降水帯予測マップで確認し、防災対応につなげていただく、といった利用が有効です。
また、気象防災速報(線状降水帯直前予測)が発表されていなくとも、メッシュ表示されている場合は線状降水帯発生のおそれがあることから、今後の防災気象情報に留意願います。
(2) 気象防災速報(線状降水帯発生)や気象防災速報(線状降水帯直前予測)の発表基準を下回り、線状降水帯予測マップにおける大雨のおそれのある領域の表示がなくなっても、
その瞬間から安全になるわけではありません。断続的に表示されたりされなかったりすることもあります。 避難などの判断への利用やその解説にあたっては、線状降水帯予測マップにおけるメッシュ表示の、
時間的・空間的な範囲を厳密に捉えすぎることなく、大雨による災害発生の危険度が高まっている地域や時間帯に着目することが重要です。
(3) 大雨に関する防災気象情報は、危険度の高まりに応じて段階的に発表されます。線状降水帯に関する情報だけを待つことなく、警報やキキクル等の警戒レベル相当情報を活用してください。
障害時やメンテナンス時の対応
システム障害等により、当該気象情報の作成が不可能となった場合、データの再送は行いません。あらかじめご承知おきください。
技術資料
国際気象通報式・別冊
☞ 国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)
配信資料に関する技術情報 第660号
☞ 配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
☞ 配信資料に関するお知らせ:こちら(気象庁ホームページ)