よくある質問(FAQ)
Q1 緊急地震速報の入手方法は?
緊急地震速報を入手する方法の主なものには、現在のところ、
(1)テレビ・ラジオからの放送、
防災行政無線システムによる放送、
集客施設における館内放送、
携帯電話による通知
による入手
(2)配信事業者からの入手(配信事業者と利用者の契約による)
(3)気象業務支援センターからの入手(当センターと受信者との契約による)
等があり、それぞれに独自の特徴が見られます。
Q2 緊急地震速報の気象業務支援センターから提供の特徴は?
当センターの配信システムは、高機能の配信サーバーや高速通信ネットワークを採用するとともに情報処理のソフトウェアの最適化を図り、気象庁から発表された緊急地震速報の50ミリ秒(1/20秒)以内に当センターからの利用者に届ける高い迅速性を確保しています。
緊急地震速報の提供には、配信システムや通信ネットワークの高い信頼性と安定性の常時確保が大切です。当センターの配信システムは、気象庁の直近に設置され、完全に独立した2系列のサーバを常時稼動しています。 更に、受信端末に対する1分間に数回の生存確認と、オペレータによる24時間体制のシステム運用監視により、緊急地震速報配信サービスの信頼性と安定性を確保しています。
また、気象業務支援センターでは、このような高速・高信頼の配信システムとともに、このシステムと利用者の間を結ぶ通信には、常に迅速で高い信頼の通信が確保されているIP-VPN回線あるいはデジタル専用回線を二重に採用し、確実な通信にあたっています。
これらにより、当センターの緊急地震速報配信システムと直接接続された利用者へ、気象庁にからの緊急地震速報を常に最も迅速かつ確実にお届けするよう努めています。
Q3 専用線とIP-VPNの違いは?
専用線の料金体系は距離に依存して料金が高くなりますが、 IP-VPNの料金体系は距離に依存しないというメリットがあります。
当センターの配信サーバは気象庁構内(東京都千代田区大手町)に設置されていますので、遠方の利用者はIP-VPNのご利用をお勧めいたします。
Q4 緊急地震速報に加えて震度観測データを入手したい
当センターでは、電文形式データ配信サービスにて、気象庁が発表する全国各地で観測された震度1以上の情報もリアルタイムでご利用いただけます。
データの内容等については、電文形式データ配信サービスのページ(こちら)をご覧ください。