オンライン気象情報

線状降水帯の雨域のシェープファイル形式データ

はじめに

気象庁は、顕著な大雨に関する気象情報を発表した際には、気象庁ホームページの「雨雲の動き」「今後の雨」においても、線状降水帯の雨域を楕円で表示しています。
 この線状降水帯の雨域について、新たにシェープファイル形式による配信を開始することとしましたのでお知らせします。
 2023(令和5)年5月25日(木)13時00分初期値のデータより配信します。

データ内容

顕著な大雨に関する気象情報は、大雨による災害発生の危険度が急激に高まっている中で、線状の降水帯により非常に激しい雨が同じ場所で実際に降り続いている状況を「線状降水帯」というキーワードを使って解説する情報です。 令和3年6月より、発表基準を実況で満たしたときに発表しているところ、今後、予測技術を活用し、線状降水帯による大雨の危機感を少しでも早く伝えることで、防災対応のリードタイムの確保に資する情報に高度化していく計画です。 それにあわせ、本データも、実況から30分先までの予測における楕円データを提供します。

ファイル形式

線状降水帯の雨域のファイル形式の概要は以下のとおりです。シェープファイルの形式は ESRI ジャパン株式会社の技術情報をご参照ください。

ファイル形式

シェープファイル(メイン・ファイル、インデックス・ファイル、属性ファイルで構成する。)

使用するシェープ・タイプ

Polygonのみ

属性ファイル

フィールドは、予測種別、解析日時、予報対象日時、楕円番号、対象地域数、一次細分区域コードの6要素。
フィールドの詳細については「配信資料に関する仕様 No.11103」別添1を参照。

作成頻度

10分毎

ファイルサイズ

最大で約 100KB(gzip 圧縮前のサイズ。)

ファイル名

線状降水帯の雨域(配信するファイル名)
 Z__C_RJTD_yyyyMMddhhmmss_MET_INF_Pslmcs_Fper10min_FH0000-0030_shape.tar.gz

次の三つのファイルが展開されます。
 Z__C_RJTD_yyyyMMddhhmmss_MET_INF_Pslmcs_Fper10min_FH0000-0030_shape.shp
 Z__C_RJTD_yyyyMMddhhmmss_MET_INF_Pslmcs_Fper10min_FH0000-0030_shape.shx
 Z__C_RJTD_yyyyMMddhhmmss_MET_INF_Pslmcs_Fper10min_FH0000-0030_shape.dbf

その他

※ レコードのイメージを「配信資料に関する仕様 No.11103」別添2にまとめます。
※ 本データ(線状降水帯の雨域)は Web メルカトル図法上で楕円に近似した多角形(polygon)です。
※ すべての領域において線状降水帯の雨域がない場合は、ファイル・ヘッダのみを配信します。
※ 本形式に沿って作成したデータは、GISソフトウェアのQGIS3.18.2において正常に表示できることを確認しています。

技術資料

配信資料に関する技術情報第605号
  配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
配信資料に関する仕様 No.11103
  配信資料に関する仕様:こちら(気象庁ホームページ)

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