オンライン気象情報

土壌雨量指数・流域雨量指数

はじめに

気象庁では、市町村長等が行う避難準備・高齢者等避難開始等の防災対応の判断や、住民の自主避難を支援するため、大雨及び洪水警報・注意報の発表基準として、災害と密接に結びついた指標である土壌雨量指数、流域雨量指数を用いています。

このほど、大雨及び洪水警報・注意報の解説等の参考資料としてこれらの指数の提供に係る所要の準備が整ったことから、平成21(2009)年12月から提供を開始しました(技術情報 第302号)。

洪水警報・注意報の発表基準として用いている流域雨量指数について、これまでの約5km格子から約1km格子に精緻化し、計算対象河川を拡大して精度の改善が図られた「精緻化された流域雨量指数」を、平成29(2017)年7月4日13時から提供を開始しました(技術情報 第446号)。

土壌雨量指数

概要

土壌雨量指数は、降った雨が土壌中にどれだけ貯まっているかを、解析雨量をもとに「タンクモデル」という手法を用いて数値化したものです。
 日本国内の陸上を対象に、地表面を約5km四方の領域(緯度3分・経度3.75分)に分けて、それぞれの領域で計算します。
 また、降水短時間予報を用いて6時間先までの予想値を算出しています。

データ形式

国際気象通報式FM92 GRIB 二進形式格子点資料気象通報式(第2版)
※略称:GRIB2

格納要素

土壌雨量指数、第1タンク値、第2タンク値

格子系

等緯度等経度

配信領域

北緯20度~48度、東経118度~150度(※ 下図参照)

格子間隔

0.05度(緯度)×0.0625度(経度)

格子数

560(緯度)×512(経度)

予報時間等

実況解析及び6時間後までの1時間毎の予想

作成頻度

30分毎(実況の解析時刻、予想の初期時刻とも毎時00分と30分)

ファイルサイズ

実況: 20~ 50KB
予想:100~250KB

技術資料

配信資料に関する技術情報(気象編)第302号
  配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
国際気象通報式・別冊
  国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)

配信領域

土壌雨量指数の配信領域

流域雨量指数

* 配信終了予定について

精緻化された流域雨量指数の配信開始(平成29年7月4日)以降、経過措置として1年程度配信した後、配信を終了します。また、洪水警報・注意報基準との関連付けでは利用できません(技術情報 第446号)。

概要

流域雨量指数は、降った雨が河川に沿って下流へと移動する量を計算して数値化したものです。
 長さがおおむね15km以上の全国の河川を対象に、流域を約5km四方の領域(緯度3分・経度3.75分)に分けて、河川ごとに計算します。
 また、降水短時間予報を用いて6時間先までの予想値を算出しています。

データ形式

国際気象通報式FM94 BUFR 二進形式汎用気象通報式(第4版)
※略称:BUFR4

格納要素

河川番号、計算格子の北西端の緯経度、流域雨量指数

格子系

河川毎の格子データ

配信領域

全計算格子のうち、精緻化された流域雨量指数の配信開始(平成29年7月4日)以前に、洪水警報・注意報の発表基準に用いていた格子(※ 下図参照)

格子間隔

0.05度(緯度)×0.0625度(経度)

格子数

2,892 格子(基準設定格子の増減により変動します)

予報時間等

実況解析及び6時間後までの1時間毎の予想

作成頻度

30分毎(実況の解析時刻、予想の初期時刻とも毎時00分と30分)

ファイルサイズ

実況: 30KB
予想: 40KB

技術資料

配信資料に関する技術情報(気象編)第302号
  配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
国際気象通報式・別冊
  国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)

配信領域

流域雨量指数の配信領域

精緻化された流域雨量指数

概要

流域雨量指数は、河川の上流域で降った雨が河川に沿って下流へと移動する量を計算して数値化したものです。
 国土数値情報に掲載されている全国すべての河川を対象に、流域を約1km四方の領域(緯度0.5分・経度0.75分)に分けて計算します。
 また、降水ナウキャストを用いた1時間先までの雨量予測に基づく予想値と、降水短時間予報を用いた6時間先までの雨量予測に基づく予想値をそれぞれ算出します。

データ形式

国際気象通報式FM94 BUFR 二進形式汎用気象通報式(第4版)
※略称:BUFR4

格納要素

河川番号、基準地域メッシュ(GIS第三次メッシュ)コード、流域雨量指数

格子系

河川毎に上流から下流へと並んだ格子

格子間隔

0.0083度(緯度)×0.0125度(経度)

格子数

約43万 格子(全国分)

予報時間等

・解析時刻
・降水ナウキャストによる1時間先までの雨量予測に基づく10分毎の予想
・降水短時間予報による6時間先までの雨量予測に基づく1時間毎の予想

作成頻度

・実況(10分毎)
・降水ナウキャストによる予想(10分毎)
・降水短時間予報による予想(30分毎)

ファイルサイズ

・実況(10~500KB)
・降水ナウキャストによる予想(10~1,000KB)
・降水短時間予報による予想(10~1,000KB)

技術資料

配信資料に関する技術情報 第446号
  配信資料に関する技術情報:こちら(気象庁ホームページ)
国際気象通報式・別冊
  国際気象通報式・別冊:こちら(気象庁ホームページ)

当センターからの配信について

配信資料に関する技術情報 第446号 では、精緻化された流域雨量指数の「実況」、「降水ナウキャストによる予想」及び「降水短時間予報による予想」のデータを13個のファイルに分割して配信しますと説明されています。

当センターからの配信では、精緻化された流域雨量指数の「実況」、「降水ナウキャストによる予想」及び「降水短時間予報による予想」の各13個のファイルを「tar」形式で1つのファイルに集約した後に「gzip」圧縮して利用者へFTP配信します。

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